【EXCEL】数を数えるいろいろな方法【超簡単】
さてさて、今回は数を数えるいろいろな方法です。
さまざまなデータの中から「あの数を出したい!」そんな時に使える関数をご紹介、第三弾。
第一弾→【EXCEL】数を足すいろいろな方法①【超簡単】
第二弾→【EXCEL】数を足すいろいろな方法②【超簡単】
第三弾→【EXCEL】数を数えるいろいろな方法【超簡単】(本記事)
主に関数を使用しますが、一旦どんな関数があるのか見てみましょう。
COUNT 指定の範囲に数値のセルがいくつあるか数える
COUNTA 指定の範囲に文字列のセルがいくつあるか数える
COUNTBLANK 指定の範囲に空白のセルがいくつあるか数える
COUNTIF 指定の範囲に特定の条件のセルがいくつあるか数える
COUNTIFS 複数指定の範囲に複数の特定条件の行がいくつあるか数える
こうしてみると、たった5つしかありません。しかも、上の3つは基本的にはそれぞれの役割として特化型です。
それでは、どのように使うのか、早速見ていきましょう。
さまざまなデータの中から「あの数を出したい!」そんな時に使える関数をご紹介、第三弾。
第一弾→【EXCEL】数を足すいろいろな方法①【超簡単】
第二弾→【EXCEL】数を足すいろいろな方法②【超簡単】
第三弾→【EXCEL】数を数えるいろいろな方法【超簡単】(本記事)
EXCELで数を数える、いろいろな方法
数を足す方法と同様、数を数えるのにもいろいろな方法があります。主に関数を使用しますが、一旦どんな関数があるのか見てみましょう。
COUNT 指定の範囲に数値のセルがいくつあるか数える
COUNTA 指定の範囲に文字列のセルがいくつあるか数える
COUNTBLANK 指定の範囲に空白のセルがいくつあるか数える
COUNTIF 指定の範囲に特定の条件のセルがいくつあるか数える
COUNTIFS 複数指定の範囲に複数の特定条件の行がいくつあるか数える
こうしてみると、たった5つしかありません。しかも、上の3つは基本的にはそれぞれの役割として特化型です。
それでは、どのように使うのか、早速見ていきましょう。
COUNT関数
記述の仕方
=COUNT(数値のセルを数えたい指定の範囲)使い方は「指定の範囲に数値のセルがいくつあるか数える」です。
「=count()」と入力します。
カッコ()内にカーソルをあわせて、「出席番号」の情報が入っているセルを縦に1列選択します。
これでEnterで入力を確定すると、
無事に「出席番号」列に数値データが入っているデータ件数が計算されました。
なお、「数値のセル」は算出しますが、「文字のセル」は算出しないことに注意してください。
COUNTA関数
記述の仕方
=COUNTA(数値のセルを数えたい指定の範囲)使い方は「指定の範囲に文字列のセルがいくつあるか数える」です。
「=counta()」と入力します。
カッコ()内にカーソルをあわせて、今度は「氏名」の情報が入っているセルを縦に1列選択します。
これでEnterで入力を確定すると、
無事に「氏名」列に文字データが入っているデータ件数が計算されました。
なお、「文字のセル」は算出しますが、「数値のセル」は算出しないことに注意してください。
COUNTBLANK関数
記述の仕方
=COUNTBLANK(数値のセルを数えたい指定の範囲)使い方は「指定の範囲に空白のセルがいくつあるか数える」です。
「=countblank()」と入力します。
カッコ()内にカーソルをあわせて、今度は「点数」の情報が入っているセルを縦に1列選択します。
これでEnterで入力を確定すると、
無事に「点数」列にデータが入っていないデータ件数が計算されました。
COUNTIF関数
記述の仕方
=COUNTIF(数えたい指定の範囲,数えるデータの条件)使い方は「指定の範囲に特定の条件のセルがいくつあるか数える」です。
今回は「教科」が「英語」のテストの出席者を数えます。
「=countif()」と入力します。
カッコ()内にカーソルをあわせて、「英語」の情報が入っている「教科」の列を縦に1列選択します。
選択し終えたら、「,(カンマ)」を入力してください。
続いて、今回数えたい条件は「英語」なので、「英語」と入力したセルを選択します。
これでEnterで入力を確定すると、
無事に「教科」列に「英語」と入っているデータ件数が計算されました。
なお、「英語」という条件はセルを選択しましたが、"英語"と直接関数に入力しても同じ結果になります。
COUNTIFS関数
記述の仕方
=COUNTIFS(数えたい指定の範囲①,数えるデータの条件①,数えたい指定の範囲②,数えるデータの条件②,……)使い方は「複数指定の範囲に複数の特定条件の行がいくつあるか数える」です。
いままでのCOUNT系関数とは異なり、セルの数というよりは行の数を数えます。
今回は「教科」が「英語」で「点数」が「80点以上」の出席者を数えます。
「=countifs()」と入力します。
まず第一の条件は「教科が英語」です。
そのため、最初に数える範囲である「教科」の列を選択します。
選択し終えたら、「,(カンマ)」を入力してください。
そして、選択した範囲から数える条件その1である「"英語"」と入力します。
関数で文字を直接入力する場合は、必ず「""(ダブルクオーテーション)」でくくります。
続いて、第二の条件であるのは、「点数が80点以上」なので、「点数」の列を縦に選択します。
このときに、第一の条件と範囲の上下がずれてしまってはエラーになります。
選択し終えたら、「,(カンマ)」を入力してください。
そして、選択した範囲から数える条件その2である「80点以上」を入力します。
この場合は「">=80"」と入力します。
これでEnterで入力を確定すると、
無事に「教科」が「英語」で「点数」が「80点以上」のデータ件数が計算されました。
まとめ
- 数を数える関数は目的に応じていくつかの関数が存在する。
- COUNTIF関数は条件が1つだけ、COUNTIFS関数は条件がたくさん指定できる。
今回も比較的カンタンなものを取り上げてみました。
それでもこれらの関数を駆使できる人はそうそういませんし、これらだけでも十分仕事がはかどることもあります。
それでは。