【EXCEL】数を足すいろいろな方法②【超簡単】
さてさて、数を足すにも条件によって足したかったりする場合があります。
そんな時に使える関数をご紹介、第二弾。
第一弾→【EXCEL】数を足すいろいろな方法①【超簡単】
第二弾→【EXCEL】数を足すいろいろな方法②【超簡単】(本記事)
みかん、りんご、いちごの売上一覧データがあるとします。
それぞれがどれくらい売れたのかを関数を使って表にしてみましょう。
表の左側(「表側」という)を作って、その右側に売上計を計算するセルを作りましょう。
そして、みかんの横セルに「=sumif()」と入力します。
カッコ()内にカーソルをあわせて、「みかん」の情報が入っているセルを縦に1列選択します。
選択し終えたら、「,(カンマ)」を入力してください。
最後に、合計を出すための数字が入っているセルを縦に1列選択します。
この時に、必ず最初に選択した範囲と同じ行の選択をします。
これでEnterで入力を確定すると、
無事にみかんの売上計が計算されました。
そうしたら、他にりんごといちごの売上計も知りたいですよね。
そうしたら、みかんの売上計を計算した関数のカッコ()内を少しいじりましょう。
数式バー(「fx」って出ているところ)で、「A2:A9」をクリック&ドラッグして選択しましょう。
選択し終えたら、「F4」キーを押してください。
すると、アルファベットの前後に「$」マークがつきました。
これは、「必ずこの場所を参照してね」という記号になります。
同じように「B2:B9」も選択して、
「F4」キーを押してください。
「Enter」キーで内容を確定させ、セルをコピーします。
そして、貼り付けしたい範囲を選択肢、
貼り付けを行うと、
はい、りんごといちごの売上計が計算できました。
さっきの例に日付のデータがついていて、それぞれ、いつ、いくら売上があったのかを知りたいとき、SUMIFS関数が使えます。
これはSUMIF関数の強化版だと思ってもらえばいいでしょう。
SUMIF関数が条件を1つしか指定できないのに比べ、SUMIFS関数は最大で127個の条件を指定できます(そんなにしない場合がほとんどだけど)。
先程の表の品物と売上の間に列を挿入し、日付データが入った表を作成します。
そして、今度の表頭は日付にしましょう。
これで、みかんが1月1日にいくら売れたのか、集計する表を作成します。
まず、みかんの横セルに「=sumifs()」と入力します。
そして、カッコ()内にカーソルをあわせ、合計したい範囲を選択します。
選択し終えたら、「,(カンマ)」を入力してください。
続いて、最初に検索したい「みかん」の情報が入っているセルを縦に1列選択します。
選択し終えたら、「,(カンマ)」を入力してください。
そして、「みかん」と入力されているセルを選択します。
選択し終えたら、「,(カンマ)」を入力してください。
続いて、次に検索したい「1月1日」の情報が入っているセルを縦に1列選択します。
選択し終えたら、「,(カンマ)」を入力してください。
そして、「1月1日」と入力されているセルを選択します。
これでEnterで入力を確定すると、
無事にみかんが1月1日に売上げた額の合計が計算されました。
そうしたら、他にりんごといちごの、また、他の日付の売上合計を計算しましょう。
関数のカッコ()内を少しいじります。
数式バー(「fx」って出ているところ)で、「C2:C9」をクリック&ドラッグして選択しましょう。
「F4」キーを押して必ずこの場所を参照するようにします。
続いて、「A2:A9」をクリック&ドラッグして選択し、
「F4」キーを押します。
今度は、「E2」選択し、「F4」キーを3回押してみましょう。
「$E2」と、$マークがEの左1つだけになりました。
これは、「E列は必ず参照してね、でもコピーする場所によってはE3だったりE4だったり適宜あわせてね」という意味になります。
続いて、「B2:B9」を選択し、「F4」キーを押します。
最後に、「F1」選択し、「F4」キーを2回押してみましょう。
「F$1」と、$マークが1の左1つだけになりました。
これは、「1行目は必ず参照してね、でもコピーする場所によってはG1だったりH1だったり適宜あわせてね」という意味になります。
これで、関数の中身の修正は完成です。
Enterで確定し、セルをコピーして、貼り付け範囲を選択します。
貼り付けを行うと、
はい、全ての品物と日付別の売上計が計算できました。
・SUMIF関数もSUMIFS関数も条件による特定の合計を計算できる。
・SUMIF関数は条件が1つだけ、SUMIFS関数は条件がたくさん指定できる。
・SUMIF関数は合計する範囲を最後のカンマの後ろに入力し、SUMIFS関数は最初に入力する。
今回も比較的カンタンなものを取り上げてみました。
SUM関数は殆どの人が使えるけど、SUMIF関数は結構限られてくるんじゃないでしょうか?
次は「いろいろある数の数え方」について、書きたいなと思います。
それでは。
第一弾→【EXCEL】数を足すいろいろな方法①【超簡単】
第二弾→【EXCEL】数を足すいろいろな方法②【超簡単】(本記事)


Excel関数逆引き辞典パーフェクト 第3版
そんな時に使える関数をご紹介、第二弾。
第一弾→【EXCEL】数を足すいろいろな方法①【超簡単】
第二弾→【EXCEL】数を足すいろいろな方法②【超簡単】(本記事)
EXCELで数を足していく、いろいろな方法②
SUMIF関数
記述の仕方
=SUMIF(足す条件の検索範囲,検索する内容,足す範囲)みかん、りんご、いちごの売上一覧データがあるとします。
それぞれがどれくらい売れたのかを関数を使って表にしてみましょう。
表の左側(「表側」という)を作って、その右側に売上計を計算するセルを作りましょう。
そして、みかんの横セルに「=sumif()」と入力します。
カッコ()内にカーソルをあわせて、「みかん」の情報が入っているセルを縦に1列選択します。
選択し終えたら、「,(カンマ)」を入力してください。
続いて、検索したい文字を入力します。
今回はすでに「みかん」と入力されているセルを選択します。
選択し終えたら、「,(カンマ)」を入力してください。
最後に、合計を出すための数字が入っているセルを縦に1列選択します。
この時に、必ず最初に選択した範囲と同じ行の選択をします。
これでEnterで入力を確定すると、
無事にみかんの売上計が計算されました。
そうしたら、他にりんごといちごの売上計も知りたいですよね。
そうしたら、みかんの売上計を計算した関数のカッコ()内を少しいじりましょう。
数式バー(「fx」って出ているところ)で、「A2:A9」をクリック&ドラッグして選択しましょう。
選択し終えたら、「F4」キーを押してください。
すると、アルファベットの前後に「$」マークがつきました。
これは、「必ずこの場所を参照してね」という記号になります。
同じように「B2:B9」も選択して、
「F4」キーを押してください。
「Enter」キーで内容を確定させ、セルをコピーします。
そして、貼り付けしたい範囲を選択肢、
貼り付けを行うと、
SUMIFS関数
記述の仕方
=SUMIFS(足す範囲,足す条件の検索範囲1,検索する内容1,足す条件の検索範囲2,検索する内容2,…)さっきの例に日付のデータがついていて、それぞれ、いつ、いくら売上があったのかを知りたいとき、SUMIFS関数が使えます。
これはSUMIF関数の強化版だと思ってもらえばいいでしょう。
SUMIF関数が条件を1つしか指定できないのに比べ、SUMIFS関数は最大で127個の条件を指定できます(そんなにしない場合がほとんどだけど)。
先程の表の品物と売上の間に列を挿入し、日付データが入った表を作成します。
そして、今度の表頭は日付にしましょう。
これで、みかんが1月1日にいくら売れたのか、集計する表を作成します。
まず、みかんの横セルに「=sumifs()」と入力します。
そして、カッコ()内にカーソルをあわせ、合計したい範囲を選択します。
選択し終えたら、「,(カンマ)」を入力してください。
続いて、最初に検索したい「みかん」の情報が入っているセルを縦に1列選択します。
選択し終えたら、「,(カンマ)」を入力してください。
そして、「みかん」と入力されているセルを選択します。
選択し終えたら、「,(カンマ)」を入力してください。
続いて、次に検索したい「1月1日」の情報が入っているセルを縦に1列選択します。
選択し終えたら、「,(カンマ)」を入力してください。
そして、「1月1日」と入力されているセルを選択します。
これでEnterで入力を確定すると、
無事にみかんが1月1日に売上げた額の合計が計算されました。
そうしたら、他にりんごといちごの、また、他の日付の売上合計を計算しましょう。
関数のカッコ()内を少しいじります。
数式バー(「fx」って出ているところ)で、「C2:C9」をクリック&ドラッグして選択しましょう。
「F4」キーを押して必ずこの場所を参照するようにします。
続いて、「A2:A9」をクリック&ドラッグして選択し、
「F4」キーを押します。
今度は、「E2」選択し、「F4」キーを3回押してみましょう。
「$E2」と、$マークがEの左1つだけになりました。
これは、「E列は必ず参照してね、でもコピーする場所によってはE3だったりE4だったり適宜あわせてね」という意味になります。
続いて、「B2:B9」を選択し、「F4」キーを押します。
最後に、「F1」選択し、「F4」キーを2回押してみましょう。
「F$1」と、$マークが1の左1つだけになりました。
これは、「1行目は必ず参照してね、でもコピーする場所によってはG1だったりH1だったり適宜あわせてね」という意味になります。
これで、関数の中身の修正は完成です。
Enterで確定し、セルをコピーして、貼り付け範囲を選択します。
貼り付けを行うと、
はい、全ての品物と日付別の売上計が計算できました。
まとめ
・SUMIF関数もSUMIFS関数も条件による特定の合計を計算できる。・SUMIF関数は条件が1つだけ、SUMIFS関数は条件がたくさん指定できる。
・SUMIF関数は合計する範囲を最後のカンマの後ろに入力し、SUMIFS関数は最初に入力する。
今回も比較的カンタンなものを取り上げてみました。
SUM関数は殆どの人が使えるけど、SUMIF関数は結構限られてくるんじゃないでしょうか?
次は「いろいろある数の数え方」について、書きたいなと思います。
それでは。
第一弾→【EXCEL】数を足すいろいろな方法①【超簡単】
第二弾→【EXCEL】数を足すいろいろな方法②【超簡単】(本記事)
Excel関数逆引き辞典パーフェクト 第3版