よく目にする耳にするIT用語の基礎知識~生活でも使える基礎知識編~

はじめに

このお話は、「カタカナ語なんて大嫌いだ!」「アルファベット略語ばかりでなんなんだ!」「IT?なにそれ食えるの?」といった方向けに、いまさら人には聞けないけどよく目にする、耳にするといったお話を独断と偏見でざっくりとまとめたズボラ式用語集です。

仕事の新人研修用に作った資料の転載です。

働く上で知ってないと困る時があるけど誰かが教えてくれるようなものでもないものを取り上げています。

そんな感じで見てもらえれば、これ幸い。


仕事で使える基礎知識編はこちら

IT用語ってなんで小難しく言うの?

かっこいいからです。

また、基本的にコンピュータ関連の最新技術は主にアメリカで開発されることが多いです。そのため、アメリカでの言い回しなどがそのまま輸入されて翻訳されないまま使われるので小難しい表現が多く存在します。
さらには、もともとの英単語だと日本語読みした時に長くて視認性が悪い、といった理由からアルファベット略語ばかりであることも小難しく感じる要因の一つとも言えます。
・IT(Information Technology):情報技術
・ICT(Information and Communication Technology):情報通信技術


覚えなくてもいい?

覚えたからと言って給料が上がるとか、宝くじに当たりやすくなるといった利点は見られません。しかし、昨今のIT転換の潮流により、業務上・私生活上ある程度の向上がみられるかもしれません。
例えば、昨今のLINE問題や携帯会社の格安プランなど、IT基礎知識はあればあるだけ人生を豊かにしてくれる「可能性」が存在します。
「知りたいことを知れる分だけ」や「興味のあることから」で十分だと思います。
人生を楽しく豊かに心地よく軽快に過ごすために知っててお得なことは積極的に知っておきましょう。


ざっくりコンピュータの歴史

そもそもの知識の前に、歴史的背景をつらつら述べます。

出来事

1949

英・ケンブリッジ大学で初のノイマン型コンピュータが開発される。

1953

IBMで商業計算用大型コンピュータが開発される。

1956

富士写真フィルム社で日本初の電子計算機FUJICが開発される。

1958

集積回路が開発される。

1960

事務計算用プログラミング言語COBOLが開発される。

1965

初心者向けプログラミング言語BASICが開発される。

1968

大規模集積回路(LSI)が開発される。

1969

米・国防総省でARPANETが開発される。

1971

マイクロチップを搭載した初の電卓が発売される。

1972

プログラミング言語Cが開発される。

1975

Microsoft初のプログラム製品Altair BASICが発売。

1976

Apple初のコンピュータ製品Apple Iが発売。

1979

電電公社から自動車電話が発売。

1981

MicrosoftOSMS-DOSを発売。

1983

MicrosoftWordを発売。

1984

Apple初のGUIを搭載したマッキントッシュが発売。

1985

MicrosoftOSWindows1.0が発売。

1987

アスキーネットからパソコン通信サービスが開始。

MicrosoftExcelを発売。

1989

CERNにてWWW(WorldWideWeb)が開発される。

1990

MicrosoftからOSWindows3.0が発売。

1991

初のデジタル動画規格MPEG-1が開発される。

1993

画像を見られるWEBブラウザ:Mosaicが開発さる。

1995

MicrosoftからOSWindows95が発売。

MicrosoftWEBブラウザ:Internet Explorerを開発。

NTTISDNによるテレホーダイサービスを開始。

PHSサービスが開始。

1997

チェス専用スパコン:ディープ・ブルーが世界チャンピオンに勝利

1999

携帯電話によるインターネットサービス:iモード・EZwebが開始。

2000

2000年問題。

2007

AppleiPhoneを発売。

2008

GoogleAndroidを開発。



インターネット(Internet)

TCP/IPによる通信環境が世界中に広がっている状態。
機器と機器がつながっていることを「ネットワーク」と呼び、それがたとえば特定組織下のみの繋がりならば「イーサネット」、世界中につながっていると「インターネット」となる。
あくまで状態を指す言葉と思っているので、よく言われる「インターネットを開いて」という言い回しにはなんかむず痒くなる。「図書館(行って本)を開いて」というニュアンスに近い。言いたいことはわかるけど。
 


WEB(World Wide Web)

インターネットのことを指す。ただ、少し違って、もう少し厳密にはインターネットを利用する枠組み(仕組み)のこと。この仕組みを使って様々な情報をインターネット上に公開することができるし、利用者は閲覧することができる。



http(HyperText Transfer Protocol)

コンピュータ同士が通信を行う方法を指す。もう少し厳密にはインターネット上における通信方法(プロトコル)を言う。URLの原則最初に記載されている。これによって、「インターネット上の通信だよ」と示す。
ちなみに「https(HyperText Transfer Protocol over Secure Socket Layer)」という通信方法が最近主流になってきた。これは後述のSSLと合体した通信方法である。


SSL(Secure Sockets Layer)

コンピュータ同士が通信を行う方法を指す。もう少し厳密にはインターネット上における通信を暗号化して行う方法を言う。インターネットとは、世界中のコンピュータがつながっている状態を指すと言いましたが、その状態だと「へっへっへ、盗聴してやろう」という輩が出てきて、「むひょひょ!なんて企業秘密だ!」といった恐れが出てくる。そうすると困っちゃうので、偉い人が「見られてもいいもん!秘密じゃないから恥ずかしくないもん!」というふうに見た目と中身をパッと見わからなくなる「暗号化通信」とした方法がこれ。



ブラウザ(Web Browser)

インターネット上の情報を見るためのソフト。WEBサイトなどは基本、前述の「WEB」という仕組みの中で作られている。HTMLという言語で記載されており、すべて文字情報である。それを人間が見られるようにしてくれるソフトだ。
ちなみに、WEBサイトのHTMLなどの解釈の仕方がブラウザによって、多少異なる場合がある。Internet Explorerで見たときとGoogle Chromeで見たときで表示されるレイアウトがちょっと違う場合があって、どのブラウザで見ても同じ見た目にするのは意外と難しかったりする。


URL(Uniform Resource Locator)

WEBサイトのインターネット上の住所を指す。ホスト以下の文字列は自由に決められるが、重複はしてはいけない。WEBサイトのファイルのありか、みたいなもの。トップレベルドメインは国コードを用いることが多く「jp」は日本を指している。「en」だとイギリスだったり「us」だとアメリカだったりする。「.com」とかもあるけど、これは「company」の略称で、このときには下図のサードレベルドメインがセカンドレベルドメインになる。なお、セカンドレベルドメインの「co」も同じく「company」の略称だ。「go」だとその後に続く国の政府「government」の略称で、「go.jp」というドメインは原則政府関係者しか取得が許されていない。ちなみに「www」は省略してもOK。
詐欺サイトなどは似たようなURLを使っているので注意して見ないと痛い目にあう。


ホスト(Host)

基本的にはサーバを指す。もう少し厳密にはサービス提供を行うコンピュータを指す。とあるサービス(WEBサイトやゲーム、その他アプリなど)でホストになるよ、という場合は多く自身のコンピュータなどがサービス提供処理を実施し、サービスをユーザーに提供する。


電波

電磁波の一種。電磁波の仲間で最も身近なものだと光やX線などがある。古くは1895年まで遡る。ラジオも電波だしTVも電波だし携帯電話もそう。ちなみに電子レンジも。「じゃあ何が違うの?」と思うかもしれないが、ざっくり言えば波の数(周波数:Hz)が違う。ちなみに何で出来ているのか調べだすと物理学的な話ばかりになってきて沼にハマる。興味のある方のみどうぞ。


Wi-Fi(Wireless Fidelity)

電波の一種を用いたLANを指す。いわゆる無線LANと同じこと。電波の周波数やその使い方で「a」や「g」や「n」、「ax」といった規格がある。基本的には繋がりやすさと速さが違うくらいである。
なお、接続の仕方が色々ある方がややこしい。「AOSS」やら「WPS」やら。そのため、「SSID(Wi-Fiの名前)」を選択し、「セキュリティキー(WPA-PSK)」を入力する。この手順を覚えればOK。


LAN(Local Area Network)

コンピュータ同士の部分的なネットワークを指す。イメージ的には隣の仲間同士とか。そのために用いられるのはルーターかハブである。これがLANケーブルを用いるなら有線LAN、無線を用いるなら無線LANである。ちなみに類語に「イーサネット」というものがあるが、ざっくりとした理解の中ならLANとの違いはあまりない。


Bluetooth

コンピュータとそのコンピュータで使用する機器をつなぐ無線通信の一種。PCとマウス、ゲーム機とコントローラ、スマホとイヤホンなどが代表例。つなぐことをペアリングという。


USB(Universal Serial Bus)

コンピュータとそのコンピュータで使用する機器をつなぐ有線通信の一種。規格が差込口の形状と通信規格のバージョンでそれぞれ複数種あり頭が痛くなる。また、差込口の裏表がわかりにくく「アレ間違えたかな?」と思って差し直ししてみると最初が合っていた、という事象は全世界共通のミームである。


CD(Compact Disk)

情報を記録する媒体の一つ。音楽用途で使われているため知らない人はまずいない、と思う。3種類の規格があり、記録されたデータを読み込みすることしかできない「CD-ROM(Read Only Memory)」、最初は中身が空っぽで1回だけデータを書き込むことができる「CD-R(Recordable)」、最初は中身が空っぽで、何回でもデータを書き込む(書き換える)ことができる「CD-RW(ReWritable)」となっている。
記録できるデータ量は700MBが基本。
なお、屋外でフリスビーみたいにするとめっちゃ飛ぶが、鏡面になっているので景色と同化して視認できずにめっちゃ危ない。


DVD(Digital Versatile Disc)

情報を記録する媒体の一つ。映像用途で使われているため知らない人はまずいない、と思う。CDと同じく3種類、「DVD-ROM」「DVD-R」「DVD-RW」が存在する。記録できるデータ量は4.7GBが基本。
ちなみに、CDもDVDも光の反射でデータの読み込みをするため、光を当てる側に指紋などの汚れがついていたり傷がついていたりすると正しく反射されずにデータが読み込めないという事象になる。


USBメモリ

情報を記録する媒体の一つ。USBでコンピュータと通信して、フラッシュメモリという記録媒体でデータを保存しておく。データの読み書きはCDやDVDと違って何度でもできる。手軽に使うことができるため、非常に利便性が高い反面、悪用もされがち。なくしたかなと思って買いなおすとかばんの変なポケットや机の引き出しから出てくるというイタズラ心も持ち合わせるというにくいやつ。



HDD(Hard Disk Drive)

情報を記録する媒体の一つ。パソコンやサーバの中の部品の一つ。他の媒体と違うところはデータ容量、とにかく大容量で1TBが最近の主流に思える。大きさも規格されており、2.5インチと3.5インチの2種類があり、2.5インチは主にノートパソコンに使用される。
箱の中身はプラッタと呼ばれるガラスの円盤が5~9枚ぐらい入っており、その表面に磁力でデータを読み書きする。そのため磁石を近づけるのはNGらしいが詳細不明。機械的な部品が多いので壊れるときは部分的に壊れることが多く、一気に全てがおしゃかというのはまれなようだ。


SSD(Solid State Drive)

情報を記録する媒体の一つ。パソコンやサーバの中の部品の一つ。主にHDDの代わりになるものとして生まれた。USBメモリと同じくフラッシュメモリを主としており、HDDと違って機械的な部品が存在しない。そのため、データの読み書きの速度がHDDと異なり段違いに早い。少なくとも3~5倍位違うようだ。
寿命に関してはHDDと比べると長いとされているが、フラッシュメモリ部がイカれるという特性から、徐々に壊れるHDDとは違い壊れるときは一気に壊れるようだ。


メモリ(DRAM:Dynamic Random Access Memory)

情報を記録する媒体の一つ。パソコンやサーバの中の部品の一つ。パソコンが作業(データ処理)する時に一時的にデータを保存しておく場所として使われる。たとえば、ファイルを開いている時、WEBサイト見ている時、アプリを開いている時、メモリにデータがある。ちょっと前に違法ダウンロードの刑事罰化が施行された。間違えてURLをクリックしてしまった場合、そのデータはメモリに存在することになる。この時点でダウンロードは完了しており、HDDなどに保存するかしないかはユーザー次第でそれは外部からはわからない。そんなことを刑事罰にするのか!という声があった。なお、情報を記録しておくには常に電力を必要とするため、電源が切れると記録された情報が消える。
2021年現在8~16GBが主流で、大きい容量であればあるほど基本的には快適にパソコンを操作できる。よく作業机に例えられる。


CPU(Central Processing Unit)

「インテル入ってる」でおなじみ、パソコンやサーバの頭脳にあたる部品。ここに各種データが流れてきて、処理された結果だけを我々は目にしている。よく耳にする「コア」とは脳みそのこと、「スレッド」とは実際に処理する手のこと。8コア16スレッドというCPUがあれば、脳みそ1つに手が2本ついたセットが1つのCUPのなかに8セットありますよ、ということ。だから、8種類の仕事を8セットが別れて同時にやってもいいし、1種類の処理に8セットの脳みそ全てを投入する事もできるというもの。会社みたいな存在だ。
なお、性能がいいほど熱くなる。ただし、熱いから性能がいいわけではない。人間みたいな存在だ。



バイト(Byte)

データの単位の一つ。データはもともと電気信号で表すが、電気信号で示せるのは、信号があることを示す「ON:1」か、信号がないことを示す「OFF:0」のみである。0と1で示すことを2進数という。2進数1桁分を1ビットというが、これがこのままだと使いづらい。そのため8ビットで1バイトとした。人間の都合でそうしたのである。ちなみに正式に定義づけされたのは2008年とのことだ。
1バイトでは2の8乗となる256種の符号分けができるので、全てのアルファベットと数字、いくつかの記号は全て1バイトで表現できる。ちなみに、略称では大文字Bで表されることが多く、桁が1,000ごとにKB(キロバイト)、MB(メガバイト)、GB(ギガバイト)、TB(テラバイト)、PB(ペタバイト)となっていく。ちなみに2の倍数になるので本当は1000バイトで1KBではなく、1024バイトで1KB


ビット(Bit)

データの単位の一つ。0と1の2進数の桁数=ビット数。よくWindowsやソフトが32bit版とか64bit版などがあるが、これは「32bitを一度の処理に回せますよ」ということ。インターネットとかの速度を表す「100Mb/s」などの「b」はビットである。そのため実測100Mb/sの通信速度で100MBのデータをダウンロードしても1秒では落とせない。バイト換算では12.5MB/sなのだ。
ちなみに「Mb/s」の読み方は「ビットパーセカンド」で1秒あたりのビット数という意味である。

OS(Operating System)

コンピュータの基幹的なソフトウェアを指す。前述のCPUやメモリなどは脳や手や作業机などだったが、それらについて基本的に何をどうするかを実際に行う人間的役割。本当の作業は人間がやるけど、OSは人間が指示した内容を、コンピュータの中で処理できるようにあちこちに指示していく。



Windows(Microsoft Windows)

OSの一つ。Microsoft社の製品で全世界に広く普及している(7割位)。一般的には、95から98、ME、XP、Vista、8、10とグレードが上がってきた。何をやるにもWindowsを入れておけば安心である。
なお、Microsoft社はハードウェアを製造販売していない。


MacOS

OSの一つ。Apple社の製品で全世界にそこそこ普及している(2割いくかいかないか)。Apple社はハードウェアも設計開発しているため、Windowsとは違いコンピュータに最適化されたOSを提供している。そのため、OSだけでの販売はしていない。少し前までは、事務仕事はWindows、クリエイティブならMacという差があったが今は違う。おしゃれか、おしゃれじゃないか、だ。


スマートフォン(Smartphone)

携帯電話の一つ。厳密な定義はないが、iPhoneまたはAndroid搭載端末をいえば大きくは違わない。従前の携帯電話は端末ごとに機能が異なりそれぞれ高機能であったが、スマートフォンはパソコンに近く利用者が賢く(Smart)使用する携帯電話という位置づけである。
略すときは「スマフォ」ではなく「スマホ」が一般的である。なぜだ。言いやすいからか。


タブレット(Tablet)

パソコンの一つ。パソコンが板になったもの、スマートフォンが大きくなったもの、どちらも指すことが多い。パソコンと比べて、スマートフォンと比べて、については機種によって異なりすぎるため述べにくいが、原則できることはだいたい同じであり、タッチパネルを利用していることからスマートフォンにより近い存在である。


iOS

OSの一つ。Apple社の製品iPhoneに搭載されている。MacOSと同様にOSのみで外部に提供・販売はされていないため、iPhoneにのみ搭載されている。アプリなどはApple社app Storeでのみ取得・使用ができる。


Android

OSの一つ。Google社の製品で、オープンソースプロジェクトとなっているため誰でもカスタマイズして利用することが可能なOSである。世界的にはAndroid端末を利用しているもののほうが多い。iOSとは異なり、Google社のストアを介さずにアプリを取得・使用することができる。


携帯キャリア(Carrier)

携帯電話サービスを提供するにあたり、基地局を有するNTT docomo、KDDI、ソフトバンク、楽天を指す。三大キャリアという場合は楽天を除く。


MVNO(Mobile Virtual Network Operator)

格安携帯電話会社を指す。携帯電話用の回線(基地局)はキャリア会社のみが有しており、この会社から回線を間借りしてユーザーにサービスを提供する。メジャーどころで言うと、mineoやOCNモバイル、BIGLOBEモバイルなどがある。なお、Y!mobileはソフトバンク、UQモバイルはKDDI(au)のサブブランドなのでMVNO扱いはあまり適さない気もするが扱われることもある。


SIM(Subscriber Identity Module Card)

携帯電話に差し込むICカードの一種。電話番号情報や契約者番号などが記録されている。スマートフォンではSIMカードを差し替えるだけですぐに別の電話番号を利用できる。また、はじめから複数のSIMカードを挿入できるデュアルSIM対応といった端末も存在する。逆にモバイル通信を行うために必要なものになるので、家でWi-Fiでしか使わないといったタブレット端末などには不要。機能は同じだが、サイズが複数種類存在し、端末によって使用するSIMカードが異なる。大きい順にフルサイズ、ミニSIM、マイクロSIM、ナノSIMとなっている。最近はこのSIMカードの機能を内包した端末も存在し、「eSIM」と呼ばれる。
ちなみに、かつて存在したSIMロックとは、契約しているSIMカードの会社が端末によっては使えないように設定されていることを指す。


テザリング(Tethering)

携帯電話自体をポケットWi-Fi化する機能を指す。最近のスマートフォンにはほとんど機能が付与されているが、実際にできるかどうかは契約している会社やプランによって異なる。数年前までは有料オプションだったが、最近は無料オプションとされていることも多い。


GPS(Global Positioning System)

訳すと「全地球測位システム」で、人工衛星のおかげで今地球上のどこにいるかわかるよ、というもの。そう、全世界で地球のはるか上空を飛ぶ人工衛星は、常にあなたを監視しその居場所を教えてくれる…と言ったディストピア的な話ではない。原理は、人工衛星から発信される「人工衛星の位置」と「現在時刻」から計算して地球上の座標割り出す、というもの。スマートフォンの地図アプリなどで現在地が目に見えてわかるのは、この時に割り出された地球上の座標を地図上に反映しているからである。
ちなみに2018年に日本国内では「みちびき」という衛星が打ち上げられてから、精度が向上した。






参考


仕事で使える基礎知識編はこちら


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