【EXCEL】数値を四捨五入・切り捨て・切り上げしたい【ROUND, ROUNDDOWN, ROUNDUP】

数字の計算をしていると結果が様々です。

特に統計の仕事をしていると、やれ小数点は1位までだ・2位までだ、桁数を揃えろ、など様々な指示が飛んできます。

そんな中、使用される3種の関数を紹介します。


数値を四捨五入・切り下げ・切り上げする関数

ROUND関数

記述方法

=ROUND(値,桁数)
指定した桁数で四捨五入する。

ROUNDDOWN関数

記述方法

=ROUNDDOWN(値,桁数)
指定した桁数で切り捨てる。

ROUNDUP関数

記述方法

=ROUNDUP(値,桁数)
指定した桁数で切り上げる。


計算結果

それぞれの関数で、「123.45」という数値をそれぞれの桁数で計算すると次のようになります。



ポイント

この関数のポイントは、「桁数」をどの様に取るかが覚えにくいところになります。

次の図のようにイメージするとわかりやすいのではないでしょうか?


「0」の場合は小数点までです。したがって、「少数点までを」四捨五入・切り捨て・切り上げする、というふうになります。

「1」の場合は小数点第1位までです。したがって、「少数点第1位までを」四捨五入・切り捨て・切り上げする、というふうになります。

「-1」の場合は1の位までです。したがって、「1の位までを」四捨五入・切り捨て・切り上げする、というふうになります。

覚え方は色々あると思いますが、1つの参考として捉えてください。

それでは。

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